増やせ看護師!!
福岡県ナースウェーブの会

2006年11月11日 ふやせ看護師!!
         「福岡県ナースウエーブの会」結成総会


ふやせ看護師!!「福岡県ナースウエーブの会」結成総会報告

2006年11月13日
文責 内藤美弥子

11月11日行われた「ナースウエーブの会」結成総会は、この間、医労連と共同で準備を重ね、当日は、294名の参加で大きく成功させることができました。特に、参加者のうち14名がこれまでつながりのなかった病院からの参加でした。
また、開会前の白衣の宣伝行動には100名の看護師が雨の中、商店街での1時間の行動を行い、800筆の署名が集まりました。このことも、総会成功に大きく貢献しました。
記念講演は、福岡県立大学人間社会学部助教授の上野行良先生に「元気ですか?看護師さん」というテーマで講演して頂きました。
現場で疲れている看護師たちが、元気になって、自ら声を上げて現状を改善していくきっかけとなる、今回の集会にふさわしい内容で、感想には、誰もが、毎日の業務に追われ、心も体もぼろぼろだったけど、先生のお話で元気をもらった、元気が出たとの感想が寄せられました。
また、現場からのリレートークも、千鳥橋病院の若手看護師が看護師の現状をパネルで示し、看護師増員の必要性を訴えました。健和会大手町病院の看護師たちは、職場の過酷な現状をユニークに紹介しながら、自分たちが声を上げていくことの大事さを訴えました。その他、市立病院、全労災病院などから、病院廃止問題の渦中で揺れる現場の状況なども報告され、参加者からは、自分たちだけではなかった、どこも大変だということがわかった、少しでも現状を変えるために力になりたい、また、これまでつながりのなかった病院から初めて参加した看護師からは、「初めてこのような集会に参加し、何か力強いものを感じました」など、感想が寄せられ、今後も連絡して欲しいと連絡先が記入されていました。
結成総会は、これまでの経過報告を事務局より行い、会の申し合わせ事項の提案、役員選任、集会アピールと続きました。
この会は「看護師ふやせ」この一点で賛同するすべての団体、個人を会員とみなすとしています。提案は大きな拍手で承認されました。

新役員を代表して、会長の甲斐さんが力強く決意を述べ、最後に集会アピールを、千鳥橋病院の佐藤友子さんが読み上げ、大きな拍手で確認されました。
7 月27 日に準備会を立ち上げ、当面の事務局体制を決め、4 回の準備会、事務局会議を重ねてきました。
その間に、9 月県議会への意見書提出(継続審議)、県内すべての施設に呼びかけと案内の郵送、更に、福岡市内、北九州市内の未組織の病院訪問、県看護協会との懇談と呼びかけと案内での訪問、10 月27 日の中央集会への参加など、多岐に渡る取り組みを行ってきました。
今後は、県下7 万人の看護師にこの集会の成功を伝え、「看護師ふやせ」の運動を大きく広げるために、「現状を変えるには、一人ひとりが声を上げていくこと」、このことを訴えていきたいと思います。


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